喪服を高く売るには？黒喪服・色喪服はどこで売るのが良い？買取相場

喪服はどこに売る？買取できる？

着物を売ろうとされる方で着物に詳しくない方もいらっしゃると思います。喪服の特徴について簡単に触れておきます。知識が少しでも深まることで査定のときに高値交渉できる可能性が高まります。

喪服とは

基本的に通夜・告別式に着る喪の装いが喪服とされています。喪服には黒喪服と色喪服があり、使い分けがなされます。

黒喪服に黒共帯が第一礼装。葬儀や告別式で着用します。通夜や法事は略礼装となり、江戸小紋や色無地を着用します（このスタイルは色喪服と呼びます）。 第一礼装の生地は縮緬か羽二重。気温に応じ、単衣や薄物を組み合わせ、重ねます。 喪服の格は着物の色はもちろん、帯の色との組み合わせで変わってきます。

色喪服の色は、茶、灰、藍、紫、臙脂などシックなカラーが一般的で、光沢のある綸子や羽二十は不向きです。 帯には名古屋帯か袋帯の黒共帯。柄は菊や唐草、家紋などがポピュラーです。地紋染め模様の色共帯は、色喪帯ともよばれます。

葬儀・告別式で着用できる方

喪主、家族、参列者

黒喪服・色喪服を着ていくシーン

偲ぶ会、法事、通夜、葬儀、告別式
※以下の略式を参照

黒喪服の略式

黒喪服＊黒帯＞黒喪服＊色共帯＞色喪服＊黒共帯＞色喪服＊色共帯

喪服はどこで売れる？

喪服はどこで売れるかというと、よくある方法としては以下の通りです。

質屋、喪服やフォーマル専門の呉服店、リサイクルショップ、オークション、ネット買取などがあります。

出張買取サービス

当サイトでも紹介しているバイセルは着物買取が得意で、他社より高額買取をコンセプトにしていますので比較的安心して買取を依頼できます。

喪服やフォーマル専門の呉服店の買取サービス

留袖や振袖、訪問着を販売しているような呉服店では一部、喪服の買取も行っています。

新品で購入するとフルセットで数万円することもあるので、買取価格については状態次第で高値で売れる可能性があります。

ただし、喪服を中古でも買いたいという人はどうしても限られていますのでお店によっては再販の販路が多くない、需要が無いと判断されれば買取できないこともあるので、確認する必要があります。

オークションでも十分売れる

オークションでも紬を出品しているものをよく見かけます。

当ページを記載している2017年9月現在、喪服の着物について、過去の1ヶ月間の付下げの落札価格はヤフオクを中心に1着あたり、2,000円～3,000円前後での落札が目立っています。

着物単品や数珠やネックレス、葬式用のカバンも含めた出品も多く、こちらのほうがオークション上では人気となっています。

喪服の中古は多少抵抗がある人もいますが、安く買えるならオークションで安く落札、もしくはメルカリなどで不用品を安く出品、それでも買いたい人もいますので、安くても良いなら重視ならそちらを検討しても良いと思います。

喪服を高く売るには？

高値で売れた実績と買取相場

販路がある買取業者への売却で、個人の所有する状態の良い黒喪服でおおよそ2,000円～5,000円前後が相場です。

喪服を高く売るポイント

喪服は黒喪服と色喪服で多少金額差がありますが、状態の良し悪しで買取価格が変わってきます。

どうしても需要があるかどうかで良いものでも買取額に影響してきますので、喪服の中古はちょっと・・という人が多ければ買取額は高くはなりません。

高く売る一番のポイントはやはり状態の良さです。黒喪服の場合、黒留袖と同様に汚れやシミなど目立つマイナスポイントは無い方が良いですね。

当サイトの着物の高額買取のポイントを詳細に解説していますのでよろしければこちらもあわせて確認してみてください。

どうやって売るか、も重要なポイント

以上のように喪服をどこで売るのが良いか、高く売るにはどうするかを考えていきましたが、あとはどうやって売るか、というのも重要な検討事項です。

現在の売却で主流になりつつある出張買取を依頼するのがおすすめです。とはいえ、高く売れるかという思いもあると思いますので総合的に判断するのが良いと思います。

なるべく事前に複数社打診して相場感を把握し、その中でも高く買い取ってくれそうな業者がおすすめです。

地域に根ざした買取店だから高いとかそういったものはありません。みなさん商売ですから安く買って高く売るのが基本。

ですので、なるべく高く売れる販路を持つ買取業者のほうが高く買い取ってくれる可能性が高いので、なるべく広い範囲で聞いてみるのも良いでしょう。

メルカリなどで個人間取引の相場感も把握しておくと交渉しやすいです。